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まめ夫婦の世界遺産のススメ

チワワ鉄道の旅

 [アメリカからティファナに歩いて入国]

成田でチェックインしたら、ビジネスクラスにアップグレードされていて、快調な滑り出しでした。ロス到着後、メトロバスでダウンタウンへ。7stで60番に乗り換えてグレイハウンドバスステーションに着きます。お腹が空いたのでホットドッグで昼食。さすがアメリカ!ケチャップが山ほど付いていました。すぐ隣はメキシコの香りが漂っていました。バスで三時間半、国境の街SanIshidroに到着。長い橋を渡り、メキシコの入国審査を受けました。本に書いてあったより高い、2人で38$の入国税を取られたのは腑に落ちないが、文句を言える雰囲気ではないので仕方なく、そのまま鉄の回転扉をくぐりメキシコへ入国。すでに辺りは薄暗く、夕日を見る間もなくホテルにたどり着きましたがあいにく満室。治安がよくないようなのですぐ近くにあったHotel Centralに駆け込む。ちと湿っぽいが、泊まるだけなのでよしとします。



[ティファナのシマロバ屋]

夕べは何も食べていないので腹ぺこでした。ロンプラさんお薦めのレストランでトルタス(カルネアサドとPollo)を頂きました。わからずに注文したジュースはサボテン&オレンジだったようです。さっぱりネバネバとした味でした。メイン通りに出ると、土産物屋と観光客で大にぎわいです。そんな中ヘンな日本語で呼び止められる。「シマロバニ ノッテ シャシントリマセンカ?」。見ると、街の角ごとにシマロバなるものがいるが、これが本物なのかはたまたシマロバにされてしまった白いロバなのかは不明でした。両替をしてスーパーで水とオレンジを仕入れた後、試しにシマロバにのって見ると、1ドルと言っていたのにもかかわらずおじさんがバシャバシャ写真を連射して「5枚で5ドル!」と言ってきました。シマロバ屋のおじさんたちが大勢やってきて囲まれてしまったので、仕方無く3ドル払って帰りました。皆さんは気をつけてください。ホテルをチェックアウトして市バスに乗り空港へ向かいました。

[ロスモチスへ]

飛行機を乗り継いでロスモチスに向かいました。ロスモチスでは親友の前ちゃんと合流してチワワ鉄道の旅に出る予定だったのです。待ち合わせのホテルに着くと、友人の前ちゃんが登場しました。明日から3人でチワワ鉄道のたびに出るために、前ちゃんは先にここに乗り込んで、列車のチケットを手配しておいてくれたのです。



[チワワ鉄道でポサダバランカスへ]

朝五時以降に集合し、一人40ペソのホテルバスで駅へ向かいました。80ペソのタクシーに乗り3人でロスモチス駅へ。辺りはまだ暗い定刻の6:00にチワワ鉄道は動きだしました。車内は冷房の効きがかなりよく、平地の割にスピードは全然出ていない。いったいチワワに着くのはいつになるのか...そのうち日は昇り、山を昇り始めるとスピードがアップし、景色もだんだん良くなってきました。客車内は飲食禁止なので、途中駅で買ったタコス(二本入り15ペソ)はデッキで食べることになってしまいました。写真を撮りまくっているうちに、なぜか定刻にポサダバランカスに着きました。山道を歩いてHotel Miradorへ。絶壁に建ち、部屋からも山々や谷底の村が見渡せるなかなかの宿です。レストランなど何も無いところなので三食付きで、スタッフも良い人たちばかりでした。ウェルカムドリンクのマルガリータをハミングバードと景色をつまみに飲み干し、三人ともご機嫌でバタンキュー。夕食はスープとチキンのディッシュにデザート付き。XXビールで再開を祝ったのでした!

翌日、ホテルの兄ちゃんにディビサデロのホテルを予約してもらい、車で送ってもらうことにしました。助かった!それまでホテル付近を散策し、三人で絶景、絶叫写真を撮りまくりました。高地のせいか、ちょっと息苦しいです。昼食に期待していたステーキは実は肉ではなく魚だったのが悔しいですが、マンゴームースは最高でした。というわけで、このホテルはまめ夫婦の評価で五つ星に決定です。


[ディビサデロ]
ホテルの車でディビサデロまで送ってもらいました。この街は少し落ち着きがないです。前日に景色に見慣れて感動が薄いのでしょうか。ホテルの人達にも暖かみがない気がしました。とりあえず、三時からの無料ツアーでタマウマラ人の家やらビューポイントを軽く見て、ホテルで夕食。これがたまらなくマズかったです。我慢して食べていると、隣の人が、「今日はじいさんの80歳の誕生日なんだ」とか言いはじめ、ハッピーバースデーを歌わされてしまいました。そして、なぜか前ちゃんはカメラマンとして、その光景をビデオで撮影させられていたのでした...
翌朝、まずい朝食の後、40分遅れてやってきたホースマンと一緒にホースバックツアーに出かけました。初めての馬でしたが、これがなかなか楽しく、まめ旦那の馬は負けず嫌いで常に先頭を走ってくれました。バランスストーンというぐらぐら石でポサダバランカスのホテルの兄ちゃんに再会。何だか嬉しくなりました。ホサダバランカスにはまた来ようと思います。なかなか楽しいツアーでした。ガイドの自宅に寄るのもツアーの一環だったのかは定かではないですが、貴重な体験でした。まずい昼食を無理やり押し込み駅へ。土産物屋やタコス屋が並び、次の列車を待ち構えています。チワワ行きの列車は三時間半遅れで到着しました。

[クリール]
次の街クリールで下車しました。夕食は念願のチワワステーキです。前ちゃんは嬉しそうでした。
翌日、今日でチワワ鉄道の旅は終わりです。そして、前ちゃんとの旅行も残りわずかです。チェックアウト後、15:14の出発時間まで土産物屋を物色したり、ステーキを食べたりしながら時間をつぶしました。定刻に列車が来ないので、どうせまた遅れるんだろうと、前ちゃんとまめ旦那は休憩時間で買えなかったお目当てのタマウマラ人が走っているTシャツを買いに行きました。が、向こうから汽笛が...三人は無事に列車に乗ることが出来るのだろうか...と不安を感じていると、はるか彼方にTシャツを手にして列車と一緒に走ってくる人影が...前&まめ旦那だ!まるでふた昔前の青春ドラマの1シーンのようでした。「夕日に向かって走るんだ!」「はい、まめ旦那!」ってな感じでしょうか。その後、夜九時前にチワワ到着。タクシーでホテルまで100ペソも払ってしまい、しかも、ホテルは満室。とぼとぼと夜道をたどり着いたインペリアルホテルは、1200ペソとかなり値上がりしていたが、三人とも疲れと昼間のステーキのせいで夕飯も食べられず、そのまま就寝。
チワワ鉄道の旅が終わりました。まめ夫婦はメキシコシティへ。前ちゃんはバンコクへ向かいました。ADIOS


チワワ


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